マカオで6年ぶりの輸入性チクングニア熱感染確認例…患者に広東省仏山市順徳区滞在歴

 マカオ政府衛生局(SSM)は7月18日夜、マカオ域内で輸入性チクングニア熱感染例を確認したと発表。

 チクングニア熱はネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介する感染症で、マカオでの感染確認は2019年以来、6年ぶり。このところマカオに近い広東省仏山市順徳区で多数の症例が出現しているとして、同局が16日に注意の呼びかけを行ったばかり。

 同局によれば、患者はマカオ半島の北西、青洲エリアのマンションに居住するマカオ人の男性(61)で、7月8日から17日まで親族訪問のため仏山市順徳区に滞在歴があり、17日午前に発熱、頭痛、全身筋肉痛等の症状が出現し、同日マカオに戻ってすぐ公立総合病院の仁伯爵綜合醫院(通称:山頂醫院)を受診。18日に同院で実施した検査の結果が明らかとなり、チクングニア熱に感染していることが確認されたという。同局では、患者の渡航歴と検査結果から、輸入性感染例と判断。目下、患者は入院治療を受けており、容体は安定しているとのこと。

 同局では、引き続き近隣地区におけるチクングニア熱の流行状況を注視するとともに、市民に対して感染症を軽視せず、東南アジア方面や流行エリアに渡航する際には、防蚊措置及びデング熱とチクングニア熱に対する予防策を講じること、またマカオにおいても水たまりの除去など蚊の発生を防ぐ取り組みをするとともに、発熱、関節痛、皮膚の発疹等の症状で医療機関を受診する際には、医師に対して居住場所と渡航歴を伝えるよう呼びかけた。

マカオの公立総合病院として知られる仁伯爵綜合醫院(資料)=2025年2月本紙撮影

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