2024年マカオの広告・MICE主催業界、アフターコロナ経済回復続き黒字幅拡大

 マカオ政府統計調査局は10月6日、昨年(2024年)のマカオの広告及びMICE主催業界に関する調査結果を公表。

 2023年の年初からアフターコロナがスタートし、2024年も経済回復の勢いが続く状況下、市場の宣伝・プロモーション需要が上昇、またMICE開催件数も増えたことから、両業界とも前年から黒字幅が拡大したとのこと。

 昨年時点の広告業界の事業所数は前年から10ヶ所減の686ヶ所、従業員数は13.3%減の1982人(フルタイムに限ると19.0%増の1317人)。収入は16.8%増の7.0億パタカ(日本円換算:約133億円)、支出は12.0%増の6.5億パタカ(約123億円)で、内訳は購買・外注費・コミッションが49.7%、スタッフ人件費が33.0%。それぞれ金額ベースでは17.2%、10.6%増。収支は2年連続黒字となり、199.7%増の4789万パタカ(約9.1億円)。利益率も4.2ポイント上昇の6.9%に。

 MICE主催業界の事業所数は6ヶ所減の102ヶ所、従業員数は7.7%減の899人(フルタイムに限ると10.1%増の424人)。収入は9.7%増の6.8億パタカ(約129億円)、支出は5.3%増の6.0億パタカ(約114億円)で、内訳は購買・外注費・コミッションが68.5%、スタッフ人件費が21.7%。それぞれ金額ベースでは4.0%増、15.6%増。収支は2年連続黒字となり、61.7%増の7797万パタカ(約14.8億円)。利益率は3.7ポイント上昇の11.5%に。

 マカオ政府は経済の過度なカジノ業界への依存を軽減するための多元化政策に取り組んでおり、MICEは重点育成産業のひとつに位置付けられている。

マカオタワーから望むマカオ半島の町並み(資料)=2024年10月本紙撮影

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